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「収益」不動産としてマンションを売る?

マンションの売却方法は投資用と居住用で大きく違う

収益物件としてマンションを売却したいなら、居住用とは違う戦略が必要になります。まず買い手の層が異なります。憧れの街にいよいよマンションを買って引っ越す、というようなケースを除き、物件の買い手は同じ町か近隣地域で住み替えを検討している人達です。

一方、収益用マンション、特に分譲マンションは買い手が全国に広がります。一棟まるごと購入して運用する場合は、管理の責任も買主にかかってきます。そのため多くの投資家は、自分が住む場所の近くに物件を持っておきたいと考えます。けれど分譲マンションであれば、建物自体は管理組合がケアしてくれます。そのため買い手は、全国に目を向けて収益不動産を探すことが可能になるのです。

全国的に有名な地域でないと売れない?

全国規模での比較になるなら、無名の地域は不利だと思われるかもしれません。けれど大丈夫です。投資用不動産を探している人は、地名のブランド力だけで物件を選ぶことはありません。代わりに物件周辺の情報を重視します。例えば総合大学のキャンパスが近いので一人暮らしの学生が期待できる、大きな会社の工場があるなど、入居が保証される地域であれば良いのです。特に分譲マンションの場合は、一棟全てを購入するよりも思い切った決断がしやすいものです。

収益不動産として売る場合の仲介業者の選び方

買い手が全国に広がっていることを考えると、全国的に知名度があり、ネットの反応率が高い不動産会社の方が有利でしょう。また売買の仲介を手がける不動産業者の中にも、個人用マンションが得意な所と、投資家相手の方が得意な所があります。それぞれの会社が取り扱っている物件情報を見て、収益不動産の方で実績を重ねている方に依頼しましょう。ただし同じ投資用物件でも、新築を主に手がけている不動産会社は少し勝手が違います。売却依頼を引き受けてはくれても、動きが鈍くなることもあるようです。やはり仲介業者としては、新築を売った方が利益は大きいですからね。

今まさに収益不動産として遠くに所有しているマンションを売りたいという人もいるかもしれません。遠方の業者に仲介を依頼する可能性もあると思いますが、できれば一度は直接会って、信頼関係を築いておきましょう。

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