- TOP
- マンション売却を考えたら
- マンション売却に必要な書類って何？
マンション売却に必要な書類って何？
不動産屋へ売却を依頼する際に必要なもの
不動産会社によっては、査定の参考にマンション情報の提出を求められます。詳細は業者によって異なりますが、一般的には、物件購入価格の書かれた契約書類、固定資産税など税金の明細、そして住宅ローンの毎月の支払額と残債が分かる資料を提出します。権利証（登記済証）を確認されることもあるので、手元に用意しておきましょう。万が一権利証を紛失していた場合は、遅くとも売買契約までに権利証明をしてもらわなくてはなりません。この場合、司法書士への依頼が別途必要です。
早めに確認しておく項目
査定完了後の媒介契約では、契約書への署名と押印を行います。このとき使う印鑑は認印でも大丈夫です。けれど売却後には実印が必要になるので、無い場合は早めに役所で印鑑登録を済ませておきましょう。
もう一つ確認しておいた方が良いのは、登記上の所有者の住所です。この時点では、売主の住所ですね。いま住んでいるマンションを売却する場合はおそらく問題ありませんが、別の場所に住んでいるのにマンションの登記がそのままになっているなら、先に住所変更登記を済ませましょう。後々登記名義人の特定が煩雑になり、大変な手間がかかる上に、司法書士へ支払う金額も高くなる可能性があります。
売買契約締結に必要なもの
契約書と、そこに捺印する実印が必要です。契約書に貼る印紙も忘れないようにしましょう。実際には不動産会社に印紙代を支払い、契約書作成と印紙貼付をお願いする形になるはずです。契約時にはふつう手付金を受け取りますので、領収書を発行する準備もしておきます。
決済時、引渡し時に必要なもの
買主の住宅ローン審査が通ったら、残金の決済を行います。実印と共に、売主の本人確認書類として運転免許証や保険証等を用意しておきます。
物件引渡しは決済と同時に行われることもあれば、後日の場合もあります。権利書や鍵、物件設備の取扱説明書等を買主へ渡します。また売主の住所変更登記と買主への所有権移転登記のため、売主の印鑑証明と住民票が必要です。
不動産会社への仲介手数料も、買主との決済手続きが終わった段階で支払います。あわせて準備をしておきましょう。