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売却の準備から引渡しまでの流れって?

不動産業者の選定

マンション売却は、不動産業者にその意思を連絡することから始まります。業者の見当をつけたら実際に会ってみて、売却の経緯や、売る際に盛り込みたい条件などを伝えましょう。良い依頼先が見つかるまで、複数の業者に会う必要があるかもしれません。一通りの面談が済んだ後に不動産業者がマンションの査定を行い、売り出し価格を提示してきます。

査定金額や他の条件に納得できれば、正式に依頼を行いましょう。この依頼のことを媒介契約と呼びます。複数の業者に営業をお願いするなら一般媒介契約、一社だけに依頼するなら専任媒介契約となります。不動産業者はその後の売却プロセスでアドバイスを仰いだり、繰り返し相談に乗ってもらったりする大切なパートナーです。担当者の営業力はもちろん、人柄や性格などまでしっかり見極めましょう。

買主の募集

媒介契約を結んだ不動産業者が、マンションの広告や営業を始めます。この時点から買主決定まで、つまり見つかった購入希望者が購入申込書にサインをするまでは、基本的に不動産業者に任せる部分になります。マンションの内覧を希望する人が見つかった後の案内や売り込みも、業者の営業担当者が行ってくれるでしょう。

ただ場合によっては、売主のあなたに協力を要請されるかもしれません。いくら依頼したからと言って、任せっぱなしでは良い結果は得られないものです。担当者とこまめにコミュニケーションをとり、少しでも良い条件で合意できる購入希望者を見つけていきましょう。売却条件について合意がとれそうでも、買主が住宅ローンに通らなければ契約取り消しになってしまいます。買主の信頼性についても客観的に判断する必要があるのです。

買主との契約、引渡し

購入申込書を書いてもらっても、実際には曖昧なままになっている細かな条件があるはずです。売買契約を結ぶ前に条件交渉を行い、全てをクリアにしていきます。契約を焦るあまり話し合いをないがしろにしてしまうと、後で間違いなくトラブルになります。不動産業者のサポートもあるはずですが、最終的には自分の責任であることを認識し、慎重に進めていきましょう。

契約書へのサインと捺印を終えて売買契約を締結したら、代金の決済を行います。引渡し日までに諸々の準備を整え、鍵を渡して売却完了となります。

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